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くだんの神経生理学者は酒が一滴も飲めないそうだ。

くだんの神経生理学者は酒が一滴も飲めないそうだ。
おまけに人妻でもある。

とある金曜日の夕方、仕事帰りの一杯につきあってくれるメンツを探していたら、
ケーキとコーヒーでも良いですかと聞かれたので、どうぞお好きにと答えたらついてきた。

酔いにまかせて前職での研究内容を尋ねると、一般人向けのプレスリリースのように優しく解説してくれたのだが、それが結構すごい成果のように思ったので、素直にそのことを伝え、ついでに思いついた2〜3の疑問をぶつけてみた。
それが研究者スイッチをONにしたのだろう。

まるで人が変わったような瞳キラキラモードで質問に答えるのだ。

酒の席で。
酒も入っていないのに。

こちらは酒が入っているので、只でさえ乏しい理解力が半分ばかりに減少している。
何度か聞き返したり、さらに質問したりと、金曜の飲み会の場はさながら学会での質疑応答の場と見まごうばかりの雰囲気となってしまった。

夫とはこんな話はできない・・・。

ぼそりとつぶやいた彼女の夫はまったくの畑違いのお仕事で、幼なじみなのだそう。
そんなことには興味はないのだ。

とどめの一言。
私は夫に愛されています。
夫が嫉妬するので、このような飲み会に頻繁に加わることはできません。

よくわからないヒトだ。
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