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誰のためのホームページか


日本再上陸を果たしたファストフード店のホームページを例に、コミュニケーション・ツールのひとつとしてのウェブのあり方と、ウェブ・マーケティングの基本を指摘するCNET Japanの記事は、ウェブ・マーケティングに携わる一企業人として耳が痛かった。

私の働く会社では、自社のホームページのほかに、いくつかの製品領域でそれぞれのホームページを運営している。

これらのホームページ、業界内ではわりあいと良い評価をいただいているのだが、個人的にはゴチャゴチャしすぎて見にくいものが少なからずある。

だったら直せよというところだが、製品グループとウェブ担当の合意の下に作られているサイトに、担当外の私の声は届かない。



何故このようなことになるのかというと、それぞれのウェブサイトのストラテジーが明確ではないからという点にたどり着く。

早い話が、まず「ウェブサイトを開設する」というのが先決で、ウェブサイトの目的はその後に考えられるのだ。

100%間違いとまではいわないが、ウェブサイトは本来、製品戦略を遂行するための一手段と考えれば、少なくとも「ウェブサイトで何を伝えるか」を明らかにしておくことは必須条件だ。



もうひとつの理由は、製品グループはウェブに関する知識を持たず、ウェブ担当は逆に製品に関する知識を持っていないということだ。

必然、製品グループとしてはウェブに関することはウェブ担当に任せきりになってしまいがちだが、当のウェブ担当は市場や顧客のインサイト、製品のキーメッセージなどをキチンと理解しているかどうか、かなりアヤシイ。



従業員3000名の会社からしてこの程度。

いや、規模は関係ないか。




とはいえ、何が正しいのかわからないのがこの世界
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